怪我をして分かること

アスリートには怪我が常に付き物で、誰かしら大小異なりますが怪我との闘いでしょう。先日、新聞でフィギュアスケートの宮原知子選手の記事を目にする機会がありました。宮原選手は昨シーズン途中から股関節の疲労骨折のため試合を欠場。今シーズンもアイスショーに出場したものの左足を捻挫。そのため、調整が遅れているようでグランプリシリーズ前にあった国際大会を欠場することが発表されました。
宮原選手が怪我をした時、国立スポーツ科学オリンピックセンターでリハビリを行っていたそうです。そこには日本中の怪我をしたアスリートがリハビリを行っているそうで、いつもは関わることのない他の競技のアスリートたちと交流があったそうです。サッカーの長谷部誠選手ともリハビリを共にし、いろいろな事を教えてもらったそうです。他に自分よりも重症の怪我のアスリートたちもいたけれど、みんな前向きにリハビリに取り組んでいるということで刺激を受けたようです。
彼女は「練習の虫」と言われるほど努力のかたまりの選手だと聞きます。けれど、リハビリを通して「無理をしない事」を身に着けたそうです。今シーズン初めの国際大会も怪我を押して出場して他の個所を怪我する事を避けるためかもしれません。また、オリンピックシーズンですのでグランプリシリーズや全日本選手権に照準を合わせていると言います。
また、記事内に「オリンピックまでに絶対にそこまで(以前のような演技)持って行く」とも語っていました。彼女は一見大人しそうな感じですが芯が強く、今シーズンにかける思いがヒシヒシと伝わってきました。彼女がソチオリンピック後、3年間の間日本女子フィギュアを引っ張ってエースとして成長してきました。決して練習でも手を抜かない努力の賜物だと思います。彼女が怪我をして、自分なりに頭で考えて調整をし今シーズンを迎えようとしています。見ている側としてはハラハラドキドキしますが、彼女の今までの努力が無駄にならない事を祈っています。