認知症の予防方法が発表される

まだ論文段階ですが、認知症リスクを抑えることができるという論文が国際アルツハイマー病会議で発表されました。それによると、認知症になるであろう3人に1人は予防できる可能性があるとのことです。

特に予防は早い段階のほうが良いらしく、認知症は症状が出るときよりも何年も前から、脳に異変が起きているそうです。そのことを踏まえると、予防に早すぎるという言葉はありません。そして、その肝心な予防方法ですが、記事によると以下になります。

・聴力の低下 9%
・中等教育を受けない 8%
・タバコ 5%
・うつ病 4%
・運動不足 3%
・社会的孤立 2%
・高血圧 2%
・肥満 1%
・2型糖尿病 1%

これらが認知症になるリスクの度合いとのことですが、逆に言えば、これらを全て未然に防げば認知症になる可能性を三割ほど減らすことが出来ます。ただ聴力の低下は防げるものなのかと言えば甚だ疑問です。今の医療では聴力の低下を防ぐことは難しいでしょう。

この記事を見て驚いた点の一つとしては、学歴=勉強の度合いも認知症に影響してくる点です。日本では中学校までは義務教育を受けれますので、その心配は少なそうですが、世界的に見れば中学校レベルまでの教育を受けれない人は多く、教育を満足に受けれなかった人の認知症リスクが高まるようです。

うつ病は度々認知症と混同されるほど、症状が似通っている部分があり、なんとなく認知症リスクがあるのは理解できます。しかし、うつ病も好きで罹る人はおりませんし、これを防ぐというのも中々難しいでしょう。

社会的孤立という点については、例えば引きこもりなどが挙げられます。コミュニケーションが乏しいことによって、脳に悪い影響を与えるということでしょうか。例えば、SNSなどでコミュニケーションを取るとこの問題は解決できます。

その他のタバコや高血圧、肥満などに関しても自分の生活習慣を見直すことによって、改善できそうです。物忘れが激しくなったという人は今からでも実践したほうがいいのかもしれません。